「tPAによる治療を最優先」

近年、欧米など世界40か国では、脳梗塞の
発症後3時間以内で、血栓が自然に溶けたり
破れたりして生じる「出血性脳梗塞」がまだおこって
いない状態の場合は、tPAによる治療を最優先
すべきとしている。

「わが国でも臨床試験を行ったところ、発症の
3時間以内で、しかも医師がtPAの使用が適切と
判断したケースでは、37%の人が3か月以内に
ほとんど後遺症のない状態で、社会復帰できる
というデータが得られました。

これは米国の試験結果とほぼ同じです。
日本脳卒中学会が中心となり2004年春に発表した
ガイドラインのなかでも、特定の条件を満た
す脳梗塞に対しては、この治療法を強く推奨しています。

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